2016年1月13日 牧谷小全校児童によるコウゾのちりとりが行われました

2016年1月13日 牧谷小全校児童によるコウゾのちりとりが行われました

 美濃市蕨生の牧谷小学校で13日、全校児童142人が和紙の原料であるコウゾについたごみやチリを取り除く「ちりとり」作業に挑戦しました。
 同校では、毎年この時期に、6年生への感謝の気持ちを込めて卒業証書の原料となるコウゾの「ちりとり」作業を全校生徒で行います。
 スマイル班(縦割り班)に分かれた児童たちは、先月、紙すき職人から「ちりとり」の方法を学んだ6年生の指導を受けながら、ちりとり作業を開始。洗面器にはった水の中にコウゾの皮を浮かせ、ごみや変色した部分を見つけ出し、丁寧に不純物を取り除いていきました。
 児童らは「あまり強く絞ってはだめだよ」、「何回も繰り返すときれいになるよ」と6年生から声をかけられながら作業を行い、どの班もコウゾをきれいに仕上げました。
 6年生18人は、このコウゾを使って今月末に卒業証書をすき、3月に卒業式を迎えます。