2017年2月25日 空き家は困るが役に立つ 空き家セミナー

2017年2月25日 空き家は困るが役に立つ 空き家セミナー

 美濃市上条の中央公民館で25日、NPO法人美濃のすまいづくり主催の空き家セミナーが開催され、市民約40人が空き家を取り巻く状況について学びました。

 これは、美濃市の空き家の現状や空き家を取り巻く国の動向などについて市民に知ってもらうために開いたもので、岐阜県空家等総合相談員の名和泰典さんが講演しました。

 名和さんは講演の中で、適正に管理されていない空き家は特定空家として行政が認定することで取り壊すことが可能になったことに触れ、もし空き家をお持ちであれば、倒壊してしまう前に、次の手だてを考えてほしいと訴えました。

 市民からは、「適正に管理されていないとはどのくらいの程度を指すのか」、「危険空き家を地元自治会が管理していいか」などの質問が出され、名和相談員は「隣家の住民が迷惑だと思えば適正な管理がされていないでしょう」など、分かりやすく応えていました。