2016年12月14日 牧谷小学校6年生がコウゾのちりとりを行いました
2016年12月14日 牧谷小学校6年生がコウゾのちりとりを行いました
美濃市蕨生の牧谷小学校で14日、卒業証書づくりのために6年生22人が、和紙の原料となるコウゾから不純物を取り除く「ちりとり」作業を行いました。
同校では、ふるさとを愛する心を育てるため、紙すきやコウゾの収穫、皮むき、ちりとりなどの体験を通して児童が地域に伝わる紙すきの文化を学んでいます。
この日、児童は紙すき職人の澤村正さんの指導の下、作業を開始。「まずは水の中で絡まったコウゾを広げ、表も裏もまんべんなく見て、黒いものを取り除いてください」と澤村さん。児童らは「水の中は冷たい」、「この作業を1日中はできない」と口にしながらも、自分たちの卒業証書の原料づくりを一生懸命行いました。
1月中旬には、6年生が今回学んだ作業方法を下級生たちに教えます。