2020年7月6日 牧谷小学校児童が美濃和紙について学びました

2020年7月6日 牧谷小学校児童が美濃和紙について学びました

 牧谷小学校で、紙漉き職人の鈴木竹久さんによる美濃和紙に関する特別授業が行われ、4年生の児童24人が地元の伝統について学びました。
 同校では毎年4年生が、総合的な学習の授業の一環として「ふるさとの和紙」について学習しており、コウゾの収穫から紙すきまでを体験しながら学んでいます。
 この日、鈴木さんは児童たちに、美濃和紙が1300年の歴史を誇る伝統産業であることや、3種類のそれぞれ違う原料を使って作ることによって、美濃和紙の用途が違ってくることを説明したほか、本美濃紙や東京オリンピックの表彰状と同じ技法で漉いた和紙などを実際に見せ、「本美濃紙の技術がユネスコ無形文化遺産に登録されている。この美濃の宝をみんなで守っていきましょう。」と呼びかけました。
 児童たちは、鈴木さんの話を聞きながらメモを取り、積極的に質問をしていました。