2020年7月11日 大矢田神社の祇園祭で「あんどん」が飾られました

2020年7月11日 大矢田神社の祇園祭で「あんどん」が飾られました

 美濃市大矢田の大矢田神社で、祇園祭とススキで作った大きな輪をくぐる「茅の輪くぐり」が行われ、地域住民などの参拝者が無病息災を祈願しました。
 大矢田神社は、京都の八坂神社と同じ「牛頭天王(ごずてんのう)」を祭っていることや、神社がある大矢田が中世期における和紙の一大集積地であり、交易が盛んであった京都の影響を強く受けていたことから、京都の祇園祭と同じ時期に、祇園祭と称した祭礼を行っています。
 同神社では、本殿までの道のりを「あんどん」で照らしていたというかつての様子を再現しようと、氏子総代などが用意する「あんどん」のほか、市の事業で地域の子どもたちが「あんどん」を制作。本殿に続く階段には、大小50基の「あんどん」が並べられ、参道を温かい光で照らしていました。