2018年2月23日 本美濃紙保存会研修会

2018年2月23日 本美濃紙保存会研修会

 本美濃紙保存会の研修会が23日、美濃市蕨生の和紙の里わくわくファームで行われました。2日間の研修で美濃和紙の技術だけでなく、道具などについての知識も深めました。

 2日目は、同会の会員になることを目指す研修生や、県文化伝承課、細川紙技術者協会、原料のコウゾを生産する茨城県大子町の大子那須楮保存会などが参加し、紙をすくときに使う簀(す)の修理法の実技研修を行いました。研修生はそれぞれ直したい簀(す)を持参したり、美濃和紙の里会館の簀(す)を用意したりし、全国手漉和紙用具製作技術保存会の伊藤裕子さんに、「針は何本使いますか」「糸はどんなものを使っていますか」と積極的に質問しながら作業を進めていました。