2017年8月14日 先祖の霊を迎える河原めしが行われました

2017年8月14日 先祖の霊を迎える河原めしが行われました

 美濃市長瀬の板取川河畔で14日早朝、釜で炊いたご飯を柿の葉に乗せて川に流し、先祖の霊を迎えるお盆の伝統行事「河原めし」が行われました。

 昔は市内各所、各家庭で行われていましたが、今ではほとんど行われなくなっています。上長瀬地区では、この風習が消えないよう1980年に「河原めし保存会」を結成し、伝統を守り続けています。

 この日は、午前5時頃から保存会のメンバー6人が河原に集まり、まきで火をおこし、三つの釜を使って、3種類の炊き込みご飯を作りました。

 釜が炊き上がるころには、地域住民やお盆に合わせ帰省した人たちが集まり、柿の葉に炊き込みご飯を乗せて、先祖に思いをはせながら川に葉を流しました。