2017年7月27日 美濃和紙の里会館で夏休み紙すき体験コース

2017年7月27日 美濃和紙の里会館で夏休み紙すき体験コース

 美濃市蕨生の美濃和紙の里会館で27日、小学生を対象にした「夏休み紙すき体験コース」が開かれ、市内外の小学生児童6人が美濃和紙について学びました。

 これは、同会館が夏休みの自由研究に役立ててもらいたいと開催する特別体験コースで、和紙の原料から使用する道具、紙すき行程までが一通り学べます。

 この日、参加者は15分のDVDを視聴した後、和紙の原料や紙すき道具を見学し、原料に残る汚れを取り除く「ちり取り」作業や、叩解(こうかい)を体験。その後、縦33センチ、横45センチの「美濃(みの)判」と呼ばれる大きさの紙をすき、すいた紙に上から水を落とすことで模様をつける「落水紙」作りに挑戦し、2枚の美濃和紙を完成させました。