2017年1月18日 双葉紙業でみこしの花染めが行われています

2017年1月18日 双葉紙業でみこしの花染めが行われています

 美濃市上条の紙加工業を営む双葉紙業で18日、花みこしに使用する和紙を染める「花染め」作業が最盛期を迎えています。
毎年4月の第2土日に行われる美濃まつりは、「花みこし」「山車」「流し仁輪加(にわか)」の3部から成り立つ八幡神社の祭礼で、今年は4月8日(土)に、和紙の花を飾った「花みこし」が市内を練りまわります。
 花みこしの花は、かつては各町内でそれぞれ和紙を染めて作っていましたが、今ではほとんどの町内が双葉紙業に注文しています。
この日、双葉紙業では9.5センチ×12センチの和紙4000枚を1束にして淡いピンク色に染め、針金に通して、工場内に干していきました。作業は10月から始められ、約300万枚が染め上げられてきました。
「体が続く限りお祭に貢献したい」と双葉紙業の後藤さん。美濃まつりに向けてまちが動き出しました。