2016年11月26日 コウゾの収穫作業が始まりました

2016年11月26日 コウゾの収穫作業が始まりました

 美濃市穴洞のコウゾ畑で26日、美濃市こうぞ生産組合穴洞支部員や若手紙すき職人、県森林研究所研究員など約20人が美濃和紙の原料となるコウゾの収穫作業を行いました。
 市内でコウゾを生産しているのは同組合の穴洞支部と蕨生支部のみ。どちらの支部も高齢化などにより、思うように収穫ができなくなってきているのが現状です。
 この日は、岐阜県立森林文化アカデミーが開催するオープンカレッジ「美濃和紙マニアックス」も行われ、コウゾ栽培に関する講義の後、参加者も収穫作業を行いました。
 同支部長の古田彰さんは「今年は天気が悪かったせいか、コウゾの成長が悪く、収穫量も少ない。残念だ」と話していました。
 今後、皮むき作業などを行い、市内の紙すき職人に出荷する予定です。