2016年7月9日 美濃和紙マニアックスが開催されました

2016年7月9日 美濃和紙マニアックスが開催されました

 美濃市片知穴洞地区のこうぞ加工所で9日、「美濃和紙マニアックス」が開催されました。これは、森と木のオープンカレッジ(県民向け生涯教育講座)として、美濃和紙を広く市民・県民の方に知っていただくために岐阜県立森林文化アカデミーが開催したもので、今年で2回目。市内外から集まった9人が参加しました。
 この日、コウゾ栽培に関する講義を岐阜県森林研究所の渡邉仁志専門研究員と、同アカデミーの久津輪雅准教授が行い、その後芽かき体験をしました。芽かきとは、コウゾの幹が少しでも太く成長するように、その妨げとなる横枝を取り除くことです。
 可児市から参加したという方は「美濃和紙が有名だけど、材料についても知りたいと思い参加しました。コウゾがどういうものか知ることができて良かった。」と話していました。
 この時期は、美濃市こうぞ生産組合穴洞支部がコウゾの芽かきや枝切り作業を行っており、毎年人手不足なので、同支部の支部長の古田彰さんは「こういう会があり、興味関心を持って芽かき作業を手伝ってもらえるとありがたい。」と話していました。

楮(コウゾ)ボランティア募集中
和紙の原料であるコウゾの手入れや収穫をお手伝いしてくれる方を募集しています。
子どもから大人まで、興味のある方なら誰でも参加可能です。
とき/8月6日、9月3日、11月26日、2017年1月7日
   8時30分から12時30分
場所/美濃市穴洞地区こうぞ加工所(美濃市片知278番地)
服装/長袖、長ズボン、長靴、帽子、軍手(農作業ができる格好)
持ち物/飲み物、タオル、剪定ばさみや鎌(貸出有り)箸、皿、お椀(簡単な昼食を用意します)
ご興味のある方は、0575-34-0310(大光工房/千田)まで