2016年7月5日 牧谷小学校で紙すき教室が開催されました

2016年7月5日 牧谷小学校で紙すき教室が開催されました

 美濃市蕨生の牧谷小学校で5日と6日、紙すき教室が開催され、児童が今年初めての紙すきに挑戦しました。同校では、地元の伝統工芸品をよく知ってもらおうと、全学年で美濃和紙をすく体験型の授業を実施しています。
 5日には、1年生児童20人が、美濃手すき和紙協同組合の藤田淳子さんと松尾友紀さんの指導の下、厚手の紙をすく技法「溜め漉き」による和紙のはがき作りを行いました。木の桁に原料を流し込み、三角定規などで形を整え、水を絞り、丁寧にはがきを作りました。作成したハガキは、絵ハガキにしたり図工に使ったりする予定です。
 6日には、4年生31人が、美濃手すき和紙協同組合の鈴木豊美さんと家田美奈子さんの指導の下、和紙の原料を簀桁(すけた)とよばれる木の枠ですくい、前後左右に揺らしながら、縦33センチ、横45センチの和紙をすき上げました。これは、毎年4年生が出品するあかりアートの作品にも使用されます。