2020年3月17日 オリンピック表彰状の製作が大詰めを迎えました

2020年3月17日 オリンピック表彰状の製作が大詰めを迎えました

 東京オリンピック・パラリンピックの表彰状に採用された「美濃手すき和紙」の製作が大詰めを迎え、16日から3日間、和紙の里わくわくファームで総仕上げ作業が行われました。
 表彰状の製作は昨年7月から始まり、美濃手すき和紙協同組合の組合員26名が三つのグループに分かれ、分担しながら作業をしてきました。
 この日は、グループ長など組合員5名で最後の紙すき作業が行われ、約1万9千枚分の表彰状の紙をすき終えました。その後、紙干しをして、20日ごろまでに選別を行います。
 同組合の鈴木理事長は、「大変な作業ではあったが、「本美濃紙の技術」を使いながら、みな同じ紙になるように職人たちが一丸となってすくことができた」と話しました。