2019年7月22日 御手洗地区で虫送りが行われました

2019年7月22日 御手洗地区で虫送りが行われました

 稲の害虫である「ウンカ」を追い払うことで豊作を願う神事「虫送り」が、市内の御手洗地区で行われました。
 この虫送りは、稲の切り株につまずき、命を落とした平安時代末期の武将 斉藤実盛(さねもり)が「ウンカ」となって農作物を荒らしたという言い伝えにちなんで行われるもので、美濃市では、御手洗地区と上野地区のみでこの伝統行事が続けられていることから、現在は市の無形民俗文化財にも指定されています。
 この日御手洗地区では、地元シニアクラブのメンバー約30人が神事で使う人形をわらで作った後、真木倉神社を出発。参加者は、そろいの法被を来て、御幣を先頭に「ウンカの神のおん立ちじゃー、なんまいだー」と太鼓の音に合わせて声を上げながら、地区内を練り歩きました。