2018年12月13日 美濃和紙の卒業証書作りが始まりました

2018年12月13日 美濃和紙の卒業証書作りが始まりました

 来春3月に小中学校を卒業する児童生徒が、式で受け取る卒業証書となる和紙を自らの手ですく作業を美濃和紙の里会館で行っています。

 美濃市では、伝統産業である美濃和紙への理解を深め、親しみを持つことを目的に、平成13年度から市内にある全ての小中学校で自分のすいた和紙を卒業証書としています。

 この日は、昭和中学校3年生49名が、同会館の職員に教わりながら、美濃判(みのばん)の大きさの卒業証書づくりに挑戦。生徒がすいた和紙の中央に、校章をかたどった薄い和紙を置き、その上に職員がすいた和紙を重ねあわせることで、校章の透かし模様が入った厚みのある卒業証書が出来上がります。

 生徒は「自分の卒業証書になると思うと緊張したが、集中してできました」と笑顔を見せていました。