2018年11月24日 第2回美濃和紙の里ウォーキング大会が開催されました

2018年11月24日 第2回美濃和紙の里ウォーキング大会が開催されました

紙すき職人の多くが工房を構える美濃市蕨生地区にて、第2回美濃和紙の里ウォーキング大会が開催され、200名を加者が、6キロのコースを歩きながら、美濃和紙について学びました。

 この大会は、本美濃紙をすく技術が、ユネスコの無形文化遺産に登録をされた11月27日を「美濃和紙の日」として制定したことにちなみ、美濃和紙をより深く知ってもらうことを目的に開催されています。

 参加者たちは、紙すき職人の住居であった「旧古田行三邸」や和紙の原料となるコウゾについた不純物を取り除くための作業場「勘兵衛さんの川屋」など蕨生地区内に点在する和紙に関連するスポットを巡ったほか、所々で行われている和紙職人たちによる紙すきや、ちり取り作業を見学したり、材料や工程についての説明を聞いたりしました。

 市外から来た参加者は「初めてコウゾを見た。和紙は手間がかかってできているのが分かりました」と話しました。