2018年11月23日 ひんここ祭りが行われました
2018年11月23日 ひんここ祭りが行われました
大矢田神社本殿にほど近い祭り場と呼ばれる広場で、秋のひんここ祭りが開催され、多くの市民や観光客が素朴な人形劇「ひんここの舞」を楽しみました。
ひんここ祭りは、500年前から伝わる五穀豊穣(ほうじょう)を願う祭りで、国選択無形民俗文化財に指定されています。祭りは春と秋に開催され、秋は大矢田ひんここ保存会が祭りの一部である「ひんここの舞」のみを披露します。現在大矢田神社のモミジが見ごろを迎えていることもあり、朝から県外ナンバーの車が道を連ね、祭り場には多くの観光客が集まりました。
「ひんここの舞」は農民を襲った大蛇を須佐之男命が退治(たいじ)するというあらすじ。会員たちがおはやしに合わせて高さ2メートルの人形を上下左右に巧みに操ると、訪れた観客から盛大な拍手が起こりました。