2016年3月10日 牧谷小学校で卒業記念植樹が行われました
2016年3月10日 牧谷小学校で卒業記念植樹が行われました
美濃和紙の産地である美濃市蕨生にある牧谷小学校6年生18人が10日、同校の裏山に卒業記念として美濃和紙の原料であるコウゾの苗木6本と桜の木1本を植樹しました。
蕨生地区の中心にそびえる大師山(通称:中山)に通じる同校の裏山は、「スマイルの森」と呼ばれ、親しまれており、毎年、同校6年生が卒業記念に植樹を行っています。
将来スマイルの森で取れたこコウゾを使って紙すきができるようにと、今年は岐阜県森林研究所よりいただいたコウゾの苗を植えました。
この日、同地区で山道の整備などを行っている「蕨生さくら会」の会員2人の指導の下、6年生は3人1組になり、あらかじめある程度掘ってあった穴をスコップなどでさらに深く掘り、そこに腐葉土を入れ、15センチほどのコウゾの苗木を丁寧に植えていきました。最後には、草から苗木を守るために防草シートを苗の周りに敷き、石などで固定していました。
今後は蕨生さくら会や後輩が手入れをし、大切に育てていきます。
児童は「仲間と植樹できて良かった。このコウゾをいつか後輩の卒業証書に使ってもらいたい」と笑顔を見せていました。