2018年8月23日 美濃市人権問題市民啓発講演会が開かれました

2018年8月23日 美濃市人権問題市民啓発講演会が開かれました

 美濃市泉町の文化会館で、美濃市人権問題市民啓発講演会が開かれ、北朝鮮拉致被害者で、現在は新潟産業大学で教鞭をとっている蓮池薫准教授が「夢と絆~拉致問題から人権を考える~」と題した講演を行いました。

 この講演会は、さまざまな人権課題を考えることで思いやりの心を育て、平和で豊かな社会の実現を目指そうと、美濃市人権教育推進協議会が毎年開催しています。

 蓮池さんは、1978年に拉致されたときの状況や同国での過酷な生活、帰国に至るまでを話し、「今も北朝鮮に拉致され残っている人たちは、帰国した人がいることを知り、大きな不安と恐怖の中、待ち続けている。家族も高齢化しており、早く救出しなければならない」と訴えました。