2017年12月20日 コウゾの荒削り作業が行われました

2017年12月20日 コウゾの荒削り作業が行われました

 美濃市蕨生の市こうぞ乾燥調製施設で20日、市こうぞ生産組合蕨生支部の支部員8人が美濃和紙の原料となるコウゾの「たくり」と呼ばれる荒削り作業を行いました。

 これは、コウゾの皮の黒い部分を機械や包丁を使って削り取る作業で、白い和紙をすくための重要な作業の一つです。

 同支部は、約1ヘクタールの畑でコウゾを栽培し、11月下旬に約50キロを収穫。

 この日、支部員は天日で干しておいたコウゾの皮を朝から水に漬けてやわらかくした後、機械や包丁を使って皮の黒い部分を丁寧に削っていきました。

 この作業を年明けも行い、3月に市内の紙すき職人に出荷する予定です。