2015年12月7日 牧谷小児童がコウゾの皮むき作業を体験しました

2015年12月7日 牧谷小児童がコウゾの皮むき作業を体験しました

 美濃市穴洞の美濃市こうぞ加工所で7日、牧谷小学校4年生児童21人が美濃和紙の原料となるコウゾの樹皮をむく作業に挑戦しました。
 これは美濃和紙について学ぶ総合的な学習の授業の一環。
 児童たちは、こうぞ生産組合穴洞支部と蕨生支部のメンバー4人の指導の下、あらかじめ蒸して樹皮をやわらかくしておいたコウゾの先を2本の鉄の棒に引っかけ、一気に引っ張り、樹皮をむいていきました。
 コツをつかんだ児童は「スーと皮がむけるのが楽しい」と口にしながら、次々と樹皮をむいていき、約1時間で1,000本以上の皮むき作業を終えました。
 この日以降は、同組合員たちが残りのコウゾの皮むき作業を行い、樹皮から黒い部分や薄緑色の甘皮を取り去る「荒削り」の作業をして、3月には市内の紙すき職人に出荷します。